GeoGuessr用語・略語集

 【宣伝】日本の世界マップガチ勢たちがGeoGuessr World Cupに出ます。(※筆者nin_fox3は出ません)そして、その内容を示した画像は略語だらけですが、この用語集によってわかるんじゃないかと思います。



 

 

GeoGuessr 日本語Discordサーバの「用語集」にかなり影響されています。ありがとうございます。

英数

  • AAW - 有志が作成したAn Arbitrary Worldの略。出題位置は10万箇所、コンピュータ生成であり、その中でバランスを取るために国・県/州/地域の分布に多大な注意を払って作成されている。その証左として、ACWはアメリカなど大きな国における地域の分布のみ公開しているが、AAWはほぼ全ての国で地域の分布を公開している。
  • ABW - 有志が作成したA Balanced Worldの略。難易度・国・地域・田舎と都会・変な景色などのさまざまな指標でなるべくバランスよく出題されることを目指したマップ。そのせいか、競技でよく行われるノームーブにおける難易度がかなり高いという評判がある。筆者の体感として、「その国らしくない風景」がよく出題されるようになっているという意味で難しい。
  • ACW - 有志たちが作成したA Community Worldの略。公式の世界マップは5000点満点を原理的に取れない場所が出現することがあるためその問題を解決したり、NMPZゲームなどでも面白くなるようにしたりとさまざまな調整を加えた、ガチ勢・有志たちによる世界マップ。ただし2/3以上田舎で、全体的に5000点満点は「可能だが難しい」傾向にある。10万箇所ほど。
  • ADW - 有志が作成したA Diverse Worldの略。A Community World (ACW)と同様、調整を行った世界マップ。かなり昔から個人が作り改良を続けていたが、作成者が引退したので無くなった。
  • AI gen(エーアイジェン) - 人工知能(AI)を用いて作成されたマップ。狭義にはAIによって作成されたAI generated worldを指す。AIで考慮するパラメータは様々だが、基本的に難しくなりがちである。AI generated Japanなど国限定のマップもあり、そのようなマップを指すこともある。AI generatedといった言葉が名前に入っていなくてもAI genなことがあり、例えばAAW、A Stochastic Populated World、IntersectionGuessrシリーズなどがそれにあたる。
  • ARW - 有志が作成したA Rural Worldの略。建物がほとんどないような田舎を主に収録したマップ。
  • BO3など - Best of 3の略。最大3戦して2本先取。同様にBOn(nは奇数)は、最大n戦して(n/2+1/2)本先取。 
  • GG (Good Guess) - (この略語として使うのは多分日本が多い) 良い点数を取ったり、素早く的中させたり、単純に頑張ってGuess(推測)したりした場合に労って使う。対戦ゲームで相手や参加者、配信者を労うGood Gameの略と引っ掛けている。
  • NM - No Moveの略。その場から動かずに3Dカメラデータ1つで場所をなるべく推測する縛りプレイのこと。点差がつきやすく、かつ移動方向によってヒントの量が変わってしまう運ゲーを排除できるため、競技シーンで採用されることも多い。
  • NMPZ - No Move Pan Zoomのこと。動けない、振り向けない、ズームできない縛りプレイのこと。これも点差がつきやすく、ガチ勢の競技シーンで採用されることも多い。カメラの初期の向きに縛られるため、公平にするためにNMPZ用の調節を加えてあるマップがいくつかある。例えば道を正面から見据えるADW, ACW、逆に必ず真横を向いてしまう、草原しか見えないことも狙ったA Skewed Worldなど。
  • NCNC - No Car No Compassのこと。拡張機能によりGoogleカーの映る部分とコンパスを隠す縛りプレイ。
  • SSR - (日本ミーム) 日本の道路にある青い、道路が向かう場所の地名を記した看板。これを引くことが精度向上・タイム短縮の秘訣だが見つけられるかが運であるため、ソーシャルゲームにおけるレア度設定からSSRと呼ばれる。派生としてSSRを超えてJR、すなわち(JRの)駅でタイム短縮を図るというミームもある。
  • 5k, 25k, 100k - 1箇所当てる5000点満点を5k、1ゲーム5箇所全て満点をとることを25kという。スピードラン(RTA)の記録集積サイトSpeedrun.comでは25kを4回取る100kという競技もある。 
  • RC - Random Continent。出題範囲を世界全体から大陸ごとに絞ったもの。どの大陸に属するかの細かい定義は大会によって変わると思われる。



  • イニシャルD(頭文字D) - (日本のミーム) 山道のこと。山道は一般に曲がりくねっており、店や交差点などの目印も少ないため、特に満点を取るのが極めて難しい。そのような場所を表す単語。

 


  • カバレッジ(英: coverage) - Googleスクリートビュー(特にGoogle公式)が用意されているところ。「ソマリアにはカバレッジがない」などと使う。
  • カメラの世代 - ストリートビューの画質が撮影時期によって違うため、これを第一世代から第四世代の4種類に分けたもの。メタヒントに含まれる。略して、たとえば第三世代をgen3などとも言う。国によって含まれる世代が違うため、これによって絞り込みをかけることができる。第四世代は今も増え続けており、今後分類が変わる可能性ももちろんある。
  • グーグルカー(英: Google car) - グーグル車とも。Googleがストリートビューを撮影するときに使っている車のこと。ストリートビュー自体にこれが映り込むことがあり、その特徴で国や地域を当てられることがある。GeoGuessr勢の会話ではこの車の特徴を用いたヒントのことを指すことが多い。
  • ゲスの極み - (日本のミーム) 素早く場所を当てる様子。日本のバンド『ゲスの極み乙女』と引っ掛けている。初出は不明だが、イベントRTA in Japan 2021の日本マップ満点RTAから広く浸透し始めた。





  • チームデュエル - (英: team duel)チーム対戦モード。出題された地点に一番近い人のポイントが採用され、その差分で削り合って戦う。倍率をつけることもできる。トップページのMULTIPLAYERからレート戦(2vs2のみ、フレンドを誘ってチームデュエル)が行え、PARTYからフレンド戦が行える。
  • デイリーチャレンジ - 1日1回、公式の世界マップで全員が同じ場所を一ヶ所3分・合計15分でプレイ、点数を競うもの。公式の世界マップなので理不尽なものも出る。筆者個人の意見だが、メタで解く場所や実装が新しい国などガチ勢的に面白い場所が出やすい気がする。
  • デュエル - (英: duel) 対戦モード。出題された地点の近さからポイントを算出、その差分で削り合って戦う。倍率をつけることもできる。トップページのMULTIPLAYERからレート戦が行え、PARTYからフレンド戦が行える。
  • ドメイン - URLの国別コードトップレベルドメインのこと。.jpは日本、.ukは英国など。初心者でも使いやすい、国の推測のためのヒントである。
  • トレッカー - (英: trekker) 普通のストリートビューは車の天井に載せたカメラから撮影されるが、トレッカーは人が背負ったり手で持ったりしてストリートビューを撮影していることを指す。多種多様なので網羅しきれないが、主にマダガスカル、中国(香港・マカオ除く)、パキスタン、ネパール、グリーンランド等に多い。日本の公園もある。またトレッカーだけでなく、パキスタンのゴンドラストビュ、UAEのラクダストビュ、マダガスカルの牛車ストビュ、カナダの犬ぞりストビュとスノーモービルストビュなど多種多様な撮影法とそのメタがある。ゴンドラやラクダなどは初心者どころか中級者にもまったくいらない知識である。




は 

  • バトルロイヤル - 最大10人で国当て、あるいは場所当てをし、最も成績が悪かった者から脱落していく対戦モード。 国当ての場合は2回まで間違えられるが、スピード勝負。場所当ての場合は1-2分で予測し、1ゲスで1機なくなっていき残機が無くなった者か遠すぎた者から脱落する。トップページのMULTIPLAYERからレート戦が行え、PARTYからフレンド戦が行える。
    国当てでは一回だけ二択に絞れるフィフティフィフティという特殊アイテムがある。
  • ピンポイント - 基本的には5000点満点のこと。なお、ピンポイント可能(Pinpointable)という概念もある。これはACWの基準で言うと、カーブで角度を測れたり、地図と写真が合致する店があったり、交差点や橋などがあって、"移動回数による測量"をしなくても5000点を取れることを指す。簡単なヒントがあるとか、知識0でも解けるという意味ではない。 むしろ、定義ではなく喩えだが「その国のエキスパートなら5分以内に満点5000点が取れる」ぐらいの方がイメージは近い。
  • フォローカー - 一部の国や地域でみられる、Google車に長距離付いてくる特定の車を指す。護衛か追加のスタッフか、あるいは偶然の場合もあるかもしれない。ナイジェリア、ケニア、チュニジアでよく見られる。もっと限定的な情報としてパレスチナ自治区60号線のフォローカーなどたくさんあるが、もちろん初心者や中級者は知らなくて良いレベルである。
  • ブルズアイ - 協力モード。参加者全員で同じスタート地点に降り、円形で範囲選択して場所を絞り込んでいくことができる。 名前はないが円形を半分に分割してさらに絞るなどの技もある。
  • プロンク(英: plonk) - はっきりとした根拠のない勘でGeoGuessrのピンを置くことを指す。勘でピンを置き、それが当たることを特に指すことも。「首都にプロンクしたらたまたま当たった」
  • ボラード - 道の端を案内する棒。これは国ごとの特徴が出やすく、なおかつ道を通る限り頻繁に出くわすため、田舎・都会を問わず国当てを高速で、文字なしで行うには必須の知識である。ガチ勢はボラードの分布をいくつも覚えている。



  • メタ - 元々の意味はストリートビュー特有で、実際の旅行では変化してしまい使えない情報のこと。例えばGoogleの撮影している車の映り込み、天気、積雪など。つまり「さらわれて目隠しされて実際に連れて行かれる」という状況では使えないヒントを指す。ただし最近は広い意味で、GeoGuessrでだけ使える特殊なヒントを指していることもある。通常の旅行ではどうでもいいボラード、標識の細かい違いなど。





  • ライブチャレンジ - 対戦モードの1つ。同じ条件2分などで同じ場所を予想して、点数を競う。100人まで参加可能で配信向け。
  • リフト - (英: Rift) 決まった訳語はない。カメラのバグにより画像の一部が裂けて見えること。主にセネガル、アルバニア、モンテネグロの少し古いストリートビュー画像に見られる。メキシコのオアハカ州など、地域限定リフトもある。また、より広い意味でカメラに物が載っていて変なものが映り込んでいるものを指す場合もある。(liftとひっかけているかは不明)。北マケドニアなど。
  • ルーフラック - (英: Roof Rack) カメラを載せる脚立というか台が映り込んでいるメタヒント。これで国が絞れることがある。具体的にはセネガルの一部、ガーナ、ナイジェリアの一部、ケニアの一部、ドミニカ共和国、グアテマラ、キルギス、バングラデシュの一部、フェロー諸島などで見られる。派生型としてこの紐がかかっていればこの国立公園、などもあるが気にしなくて良い。


 


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